【news】さえりーEMANON卒業

コミュニティ・カフェEMANONのスタッフ、「さえりー」こと鈴木冴佳が、2024年12月末に退職します。

ラストデーは2024年12月21日、23日です。

約3年間、関わらせていただいた多くの方に、最後にご挨拶できたら嬉しいです。皆様のご来店をお待ちしています。

以下、本人からのコメントです。

大学を卒業した後、2022年の3月末に入社してから約3年間、コミュニティ・カフェEMANONのスタッフとしてカフェに立ちました。
ここまで関わってくださった皆様に、まずは感謝を伝えたいです。約3年間、未熟者な私と関わってくださり、そして時には厳しいお言葉で私のあり方を問うてくださったり、たくさんの経験をさせていただいたりしたこと、本当にありがとうございました。

かつて高校生の頃に通っていた場所に、今度は私が高校生のみなさんを迎える側として居ることは、私にはとても楽しくて、そして大変で、たくさん悩みました。
高校生の頃に通っていた「あの頃」を知って居るが故に、現在との違いにどうすれば良いのか悩んだり、イチからスタートする仕事に何を身につければ良いのか、何を頑張れば良いのか分からず悩んだり、みなさんにどう接したら良いのか悩んだり、ずっと頭を抱えながら、とにかく目の前のことを見続けて約3年間走り続けました。

その中で、少しずつ私を覚えて、学校でのことや部活のこと、将来の夢などを私に話してくれる人が増えていきました。この3年間は本当に苦しかったけれどとても楽しくて、嬉しい、あたたかな日々でした。

ここでの生活もとても好きなのですが、今年、社会教育主事講習というのを受け、社会教育について学び、いろんな現場を知る中で、私は高校生の頃から通っていたこの現場のことしか知らないことに気づき、大学の4年間以外はずっと白河で過ごしていたので、白河、そしてEMANON以外の場所でも働いてみたいと思ったのをきっかけに、一度この地を離れ、別の地で経験を積みたいと思い、退職を決意しました。

私は高校生のみんなにもっと自分の好きなことや興味のあることを大切に、そして自分を大切にして生きていってほしいと思っています。そうなれるような場を作るために、今の私ではまだまだ力不足で、また違う地で力をつけて、いつか白河に胸を張って戻れるようになりたいと思っています。
目の前のことだけで精一杯な自分ではなく、もっと周りの幸せも考えられるような自分になりたいと思っています。

お別れの挨拶が遅くなってしまってすみません。直前まで悩みに悩み、この決断を下すのに時間がかかり、お伝えするのも遅くなってしまいました。
またいつか、みなさんの優しい笑顔を見れることを楽しみにしています。
（できればラストデーに、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。）

お世話になりました。
また会う日まで。

鈴木冴佳