【event】開沼博ブックトーク「福島第一原発廃炉図鑑を読む」【08/06】
コミュニティ・カフェ EMANONでは、社会学者・開沼博さんをお招きして、ブックトーク「福島第一原発廃炉図鑑を読む」を開催します。
世界で初めて「福島第一原発廃炉の現場」の内実を正面から記録した出版物、『福島第一原発廃炉図鑑』(太田出版)。
福島について考えることは、世界と日本の現在を考えること。いま、廃炉はどうなっているの?一時は人が住まなくなった周辺地域は、いかなる未来に向かっていくの?
責任編集者のいわき市出身の社会学者・開沼博さんと、わかりやすく『図鑑』を読みましょう。原発のことをあまり知らない、という方でも、大丈夫です。
ブックトークイベントの冒頭には、白河高校ふくしまスタディツアープロジェクトのメンバーが、昨年度訪れた楢葉町の様子や、彦根東高校新聞部との交流の様子をご紹介いただきます。
福島のいまを考えることを通じて、この社会のゆくえを考えましょう。お気軽にご参加ください。
開沼博ブックトーク「福島第一原発廃炉図鑑を読む」
日時 2016年8月6日(土)14:00~16:00
場所 コミュニティ・カフェEMANON
申込 不要。
費用 一般ワンドリンクオーダー /学生無料
主催 コミュニティ・カフェ EMANON
協力 Shirakawa Week実行委員会 ふくしまスタディツアープロジェクト (みんなの積ん読プロジェクト vol.2として、本のアーカイブもします。)
トーク本 「福島第一原発廃炉図鑑」(開沼博編/太田出版/2016)
スピーカー 開沼博(Hiroshi Kainuma)
1984年福島県いわき市生まれ。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府修士課程修了。現在、立命館大学衣笠総合研究機構准教授、東日本国際大学客員教授、福島大学客員研究員。専攻は社会学。著書に『はじめての福島学』(イースト・プレス)『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社)など。
ゲスト ふくしまスタディツアープロジェクト 有志
2015年、福島県立白河高校と滋賀県立彦根東高校の交流事業にあたって、彦根の高校生にふくしまでの魅力的な学びのツアーを体験してもらうべく準備を行ったプロジェクト。白河高校生徒会&出版委員会の協力。両校で白河市・いわき市・楢葉町を訪問、見学や視察を行った。
司会 青砥和希(Kazuki Aoto)
1991年矢祭町生まれ、福島県白河市在住。首都大学東京大学院都市人文地理学研究室所属。フリーライターとしても少しだけ仕事をしています。白河市地方創生事業:コミュニティ・カフェ EMANON室長。カフェ経営に注力するあまり、研究はおろそか気味。趣味は写真展めぐりと温泉。
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