【発売開始】大堀相馬焼しらかわ箸置きガチャ【高校生がデザイン】
コミュニティ・カフェ EMANONにて、高校生ボランティアのデザイナーが考案した「大堀相馬焼 しらかわ箸置きガチャ」の販売を開始しました。
この製品は、伝統工芸品の製作とITスキルを活用して障がいを持つ方の就労継続支援を行う「tokugy白河」さんからの依頼を受け、高校生のボランティアマッチングプラットフォーム「うずうず」を通じて集結した高校生デザイナーが、しらかわ地域の魅力を伝える箸置きアイデアを考案しました。
アイデアスケッチから実際の製品化までの約半年間、プロジェクトに参加した光南高校・清陵情報高校・白河旭高校4人の高校生がデザイナーチームとして、試行錯誤と工夫を凝らした商品です。
製作の過程では、tokugy白河さんを運営する大堀相馬焼窯元「松永窯」4代目の松永武士さんから、大堀相馬焼の特徴や、商品デザインの基礎を学ぶところからスタート。
福島県中通り・県南地域の12の市町村や旧村の特徴を考えるワークショップでは、新白河駅観光案内所の運営を行なっている一般社団法人 ON BA JOBの金沢富士子さんにもご協力いただきました。
実際にラフスケッチをしながら、地域らしさが伝わる魅力的なデザイン、箸置きとして食卓を彩るデザインとは何か?ディスカッションを重ねました。
今回はイラストではなく、陶芸製品として製造可能な商品とするため、松永窯で修行する浪江町地域おこし協力隊の山口あすかさんから、陶芸製品の特徴を助言いただきました。
tokugy白河の利用者さんに箸置きを製作いただくため、事業所の見学を行い、利用者の皆さんと交流。
そうして完成したのが、「大堀相馬焼しらかわ箸置きガチャ」です。12地域の魅力を、高校生独自のアイデアでひとつひとつ、箸置きにデザインしました。
南湖だんごに白河だるまが乗った箸置き(白河市)、白がきれいな水芭蕉(西郷村)、柚子を咥えた久慈川の鮎(矢祭町)、ブロッコリーアフロをかぶった埴輪(泉崎村)など、地域の魅力を陶器で伝える工夫を詰め込んでいます。
また、地域の人が愛する地元の名産品「白河高原清流豚」(白河市大信)「金山納豆」(白河市表郷)をモチーフにする際には、直接、会社社長や専務の方に、デザインの助言もいただきました。
今後、コミュニティ・カフェ EMANONをはじめとして、しらかわ地域の観光施設等での販売を予定しています。ぜひ、お買い求めください!
【大堀相馬焼 しらかわ箸置きガチャプロジェクト】
デザイナーボランティア_染谷あいね・岡部結菜・増子詠美・大高蒼空
プロデューサー_松永武士(tokugy白河)
コーディネーター_青砥和希・佐々木郁哉・金子理咲(うずうず)
スペシャルサンクス(敬称略)_金沢富士子(ONBAJOB)秋元雅幸(肉の秋元)伊藤清(伊藤食品)山田慎一(いかりや窯)山口あすか(浪江町地域おこし協力隊)
*ボランティアマッチングプラットフォーム「うずうず」の運営費は、一般社団法人 未来の準備室のマンスリーサポーターご寄付及び公益社団法人ハタチ基金の支援を受けています。
【メディア掲載】
2024/08/13 福島民友新聞
2024/08/13 福島民報新聞
2024/08/16 白河市公式インスタグラム
2024/09/09 福島中央テレビ ゴジテレchu!