【event】映画上映会『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』:福島ビエンナーレ2024 風月の芸術祭in白河【8/25-27】
全盲の美術鑑賞者・白鳥建二と友人たちによる
“言葉”と“ アート鑑賞”をめぐるロードムービー!
福島ビエンナーレ2024「風月の芸術祭in白河」の映画プログラムとして、『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』(2022年、107分)を上映します。
上映会『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』(107分)
日時
2024年8月25日(日)17:00 /8月26日(月)17:15/8月27日(火)18:00
※26日の回は17:15上映前トーク、17:30上映開始となります(登壇者:白鳥建二、渡邊晃一)。
※上映はバリアフリー日本語字幕版です。音声ガイドはUDCastにて対応しています。
会場
コミュニティ・カフェEMANON アクセス
料金
入場無料(要申込み)
右記の申込みフォームからお申込みください。 https://forms.gle/JEqEWGHwJybkwaYGA
主催
風月の芸術祭実行委員会
お問合せ
会場:コミュニティ・カフェEMANON 0248-21-5779 staff@junbishitsu.jp
目の見えない人はどうやってアートを見るのだろう。
恋人とのデートがきっかけで初めて美術館を訪れた全盲の白鳥建二さん。その日、作品を前に彼語る言葉を聞きながら「全盲でもアートを見ることはできるのかも」と思うようになった。そして自らあちこちの美術館の門を叩いた白鳥さんは、いつの間にか「自由な会話を使ったアート鑑賞」という独自の鑑賞法を編み出した。本作は、そんな「全盲の美術鑑賞者」、その友人たち、美術館で働く人々、新たに白鳥さんと出会った人々と紡ぎ出す豊かな会話を追ったドキュメンタリーである。
水戸から東京、新潟、そして福島へ。アートをめぐりながら、白鳥さんは旅をしていく。カメラは、その旅路や見えない日常を追い続ける。いつしか、一緒に見る人たちも、白鳥さん自身も何かが少しずつ変わっていって…。
答えのない問いを胸に抱えながら、分断の時代を生きるわたしたち。アートの力とはなにか。障害とは何か。見えないからこそ見えてくるものはあるのか。異なる背景の人々が一緒に作品を見る意味、そして「見える」「見えない」、障害と健常、アーティストと鑑賞者といった「線」を超えようとする人々。他の誰にもなれない孤独な存在と豊かでのびのびとした会話が生み出す静かな波を映し出す。
『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』
出演:白鳥建二 佐藤麻衣子 川内有緒 森山純子 ホシノマサハル 大政愛 猪苗代町の人々ほか
アニメーション:森下豊子 森下征治(Ms.Morison)
音楽:権頭真由 佐藤公哉(3日満月)
企画・構成:川内有緒 撮影・編集:三好大輔
監督:三好大輔 川内有緒
2022年 / 日本 / カラー / 107分 / 16:9 / STEREO / DCP / 製作・配給:ALPS PICTURES INC.
映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』公式サイト (shiratoriart.jp)