Sep 21, 2017

【archives】活動メンバーのはなし【6次化マルシェ】

今年度のEMANON準備室の取り組みの一つとして、白河実業高校農業科の生徒と一緒に、卵を使った商品開発にチャレンジしています(子どもがふみだすふくしま復興体験応援事業)。

先日の活動報告のブログがこちら→ 【archives】卵とお菓子の見学日記【6次化マルシェ】

先日は唐突に活動レポートしてしまったのですが、今日は、そもそも白河実業高校って? というお話をお伝えいたしますよ!

白河実業高校は白河市にある県立高校。農業科、機械科、電子科、電気科、情報ビジネス科の計5コースがあります。全校生徒は676人(2017年5月)。

インターンシップ等によるキャリア教育や、地域との連携プロジェクトなどにも力を入れていて、福島県内の高校の中でも特に就職率に高い評価を得ているそうです。

さらに、農業科には、畜産班、野菜班、果樹班、作物班、草花班の5つの専攻班があります。2年生の2学期まではすべての専攻について勉強し、2年生の3学期から1つを選択することになるとのこと。

今回の6次化マルシェの取り組みでは、そんな農業科3年生のうち「畜産専攻班」の8人が活動しているというわけです。

さて、畜産専攻班3年生は日々何をしているのかというと、英語や数学などの普通科目の履修のほか、毎日の農業科目として主に、

・ 和牛の飼育管理
・ 鶏(ニワトリ)の飼育管理と卵の販売

に取り組んでいます。例えば牛の飼料(エサ)を準備したり、掃除をしたりなど、生きもの相手の仕事は多岐にわたります。学校の休みの日も交代で世話をしているそうです!

そのほかにも合間の時間を使って、資格取得の勉強、家畜審査競技大会や意見研究発表大会への出場準備なども行っているとのこと。有意義すぎる高校生活です。

今回の6次化マルシェの取り組みでは、そんな畜産専攻班のみなさんが日々実践していることを、育成卵を使った商品開発をとおして実際の地域や社会に落とし込んでいきます。地域により良い効果が生み出せるように、また、生徒自身の将来のチカラになることを目指して、11月の東京での販売に向けて活動を重ねていきますよ!

(レポート:伊藤)